ひとつずつ着実に仕事を覚えていく

まずは、機械を使えるようになるまでは、簡単な加工などからスタートし、ひたすら実践を積ませてもらいました。2 年目になると一人で工程を担当したり、進捗管理を行うようになりました。その中で、効率はもちろん、どのように完了させるかを考え、担当案件を着実にこなしていました。　

「仕事に対する責任」を考えるようになった

4 年目以降からは、社長から直接依頼される案件が増えました。お客様と打ち合わせをしたり、電話をすることもありました。また、お客様が来社され、工場で一緒に加工を行ったり、頂いたご要望が適えられるよう提案や加工方法を考えるなど、社長の代理として対応しているという「責任」を強く感じ始めたと思います。
それだけでなく、ともに働いていたメンバーが退職してしまい、僕だけになってしまったんです。僕しかいないので、「自分が先頭に立ちやるしかない」と、そんな思いで取り組みました。7 年目になると、部下の教育に力を入れつつ、特に女性メンバーが増えたので、どういった対応が良いかなど考えながら、育成に励んでいます。自分が手掛ける加工製品への「責任」もそうですが、今は一緒に働く部下の成長にも同様に「責任」を持ち、育成ができればいいと考えています。